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お見合い

お見合いは、もともとは「メアワス」という言葉からきており、「目と目を合わす」あるいは「女合わす」という意味だそうです。

 『お見合い』の起源をたどれば、鎌倉時代まで、さかのぼると言われています。

 

当時のお見合い結婚は、貴族・士族のもので、現在のお見合い結婚の事情とはかなり異なるものでした。

 

家と家との縁を結び、家の繁栄を願うのが結婚の主な目的で、いわゆる政略結婚。

 

当時は、お見合い結婚をする女性は、人質とまで言われ、決定権はすべて男性側にあり、女性側に、選択権は全くありませんでした。

それが庶民に広がったのは、今から約400年前の江戸時代、徳川幕府から始まったと言われています。

 

結婚相手を探すために、親族や近所の世話好きなおばさんが、見合い話をもってきて、出会いのキッカケをつくっていたそうです。

時は流れ、1935年。戦前の日本では「お見合い結婚」が、一般的に行われるようになりました。

 

もともと、家と家のつながりが強かった日本では、親戚などが仲介に入り、お見合いがきっかけで結婚することがごく当たり前のこととなったのです。

 

当時、人口問題研究所が行った結婚調査によると、約70%の人がお見合いで結婚をしたという記録が残っています。

 

戦後から、次第にお見合い結婚の割合が減り始め、それとともに恋愛結婚が増え始めました。

 

お見合い結婚は徐々に数が減少し、今では成婚者の約9割が恋愛による結婚と言われています。

 

さて装いですが、最近では仲人様が見合いの場に立ち会うことも少なくなり、本人同士で打ち合わせてお会いになることが多くなりました。

 

当然着物で見合することも少なくなりました。

 

とはいえ、一生に一度?の結婚相手と会う機会。

 

日本女性の美しさを表現できるのは、やはり着物ですよ。

 

さてお見合いの場所や時間、当日の模様など仲人様と良く打ち合わせることが大切です。

 

大きな劇場やホテルのロビーなど華やかな場所で行われる場合は、中振袖に袋帯を、仲人様の家や先方の家に行く場合は、訪問着か付け下げに袋帯か名古屋帯、自宅に先方が見えるときには、小紋等に名古屋帯を締めるとよいでしょう。

 

仲人としてお見合いの席に出る場合は、時間や場所や形式によりますが、控え目に装う方良いでしょう。